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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Born Again

昨年夏に山中湖の Studio Upfield で録音し、年末にリリースされた紫園香さん(フルート)と菅野万利子さん(ピアノ)によるCD「Born Again 〜新たなる旅立ち〜」のリリース記念コンサートを聴きに、新宿ムラマツホールに行ってきました。

CDのトータル・コンセプトは賛美なのですが、収録された全10曲は讃美歌だけでなく、オペラ、タンゴ、日本の子守歌など幅広く選ばれています。 そして今日のコンサートでは、その10曲がほぼCDの曲順通りに、紫園さんの解説を挟みながら演奏されました。

最初の曲、讃美歌90番「ここも神のみくになれば」の前奏が始まった瞬間、昨年夏の録音風景がフラッシュバックしてくるのは予想していましたが、菅野さんの表現力の素晴らしさに、始まって早々感極まってしまいました。
敬虔なクリスチャンであるお二人の演奏・表現力は素晴らしく、祈りや愛、そしてそれだけでなく、言葉では伝えきれない様々な思いが、フルートとピアノの音に乗って、確実に伝わったような気がします。

3月

Toad

Alvin Lee

api バンドル

コリン・ヘア

2月

アコースティック・ライヴ

雪景色

YES からの旅立ち

旧友

ニュー・イヤー・トーク・ライヴ

アポロ・ボーイズ2号

このCD、本来計画されていた時期から半年ほど遅れて録音がスタートしました。 この間に紫園さんはご家族の病気、そして最愛のお父様を亡くされ、辛い時期だったと思います。 しかし、ここで奇跡が起きます。 コンサートの中でも紫園さんが「神様は音楽を通じて、素晴らしいことをしてくださる」と言っていましたが、録音時期が遅れたことによって、僕がお二人に出会い、このレコーディングに関われることになったのです。 どのプロジェクトにおいても、すべてが計画通りにうまくいく、ということはなかなかないことで、このCDも難産だったわけですが、関わったすべての人たちが最高の仕事をしたと思います。
音に関しては、オン・マイクとオフ・マイクが絶妙のバランスで混ざり、近いのに遠いというなんとも不思議なサウンドになっています。 それはまるで、 天からの声なのにハッキリと聴こえる、そんな感じでしょうか、間違いなく僕の昨年のベスト・ワークの一つで、お二人の魂の演奏をその時できる最高の形で音にできたと思います。

制作にはアルソ出版さんが関わっています。 以下、収録曲のタイトルを書きます。 「ここも神のみくになれば」「あなたも見ていたのか」「ブエノスアイレスの冬」「竹田の子守唄」「ロマンス」「アダージョ」「ピエ・イェズ」「暁の祈り」「カヴァレリア・ルスティカーナ 間奏曲」「聖なる 聖なる 聖なるかな」
素晴らしい作品です、ぜひ聴いてください。