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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

The Records & Shoes

僕がマスタリングをしているエアー･メイル･レコーディングスさん今月の新譜第１弾は１枚だけのリリース、The Records のライヴ盤「Play Live !! ライヴ･イン･エヴァンストン 1980」です。

エアー･メイル･レコーディングス

こだわりの名盤を、紙ジャケットによるこだわりの再現でリイシュー

http://www.airmailrecordings.com/

今回のリリースはいつものアーカイブ･シリーズではなく、音源としては旧譜ですが、パワー･ポップの AIRCD 品番でのリリースです。 The Records とは面白いバンド名ですが、アメリカではなく、イギリスのバンドのようです。 カーサール･フライヤーズ (エアー･メイルさんからリイシューされてます) のウィル･バーチとジョン･ウィックスが中心となり、ラズベリーズやバッド･フィンガー、それに「リヴォルヴァー」期のビートルズなどをイメージして結成した４ピースのバンドです。 このライヴ盤は米国イリノイ州エヴァンストンでのライヴを収録したもので、放送用の音源が元になっているようです。 なぜかティム･ムーア (これまたエアー･メイルさんからリイシューされてます) の「Rock'n' Roll Love Letter」のカヴァーをやっています。

そして新譜第２弾も同じくパワー･ポップもの、Shoes のデモ音源集「Double Exposure」です。 Shoes とはこれまた面白いバンド名ですが、こちらはアメリカ･イリノイ州出身ののバンドで、ナック、カーズ、ペズバンド、ルビナーズなどと並ぶ70年代パワー･ポップ･ブームの立役者として知られています。

このアルバムは彼らがエレクトラに残した傑作アルバム「Present Tense」「Tongue Twister」用に作った曲のデモ、それに６曲の完全未発表曲を加え全30曲、２枚組でのリリースなのですが、デモ音源集ということで、なんと１枚分のお値段となっています。
The Records、Shoes どちらも、初回生産分のみ紙ジャケット仕様となっています。