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このページでは音楽制作エンジニア、葛巻善郎日々の出来事をつづります。

Super Rare Trax

シンガー曾我泰久さんの久々のCDのレコーディングが始まりました。

曾我 泰久

芸能生活35周年、シンガー・ソングライター、そしてアクターとしても活躍

http://www.soga21.com/

曾我さんは僕のお客さんの中ではダントツにお付き合いが長く、一番最初に勤めていたスタジオ・ラウム 338 時代からなので、もう15年以上も仲良くしています。 僕よりもずっと若く見えますが、なんと芸能生活今年で35周年、そして来年にはソロ・デビュー20周年だそうです。

今年はいつにも増してエネルギッシュな活動をしていて、年明けはバンド The Apollo Boyz の舞台、その後春には自身のバンドでのライヴ・ツアー (僕もライヴ録りに参加、DVDとして来月発売)、そして現在はミュージカル「ユーリンタウン」に週6日出演しながら合間をぬってレコーディングをしているのです。 さらに夏以降も弾き語りライヴ・ツアーや舞台への出演が続くという活躍っぷり、そばで見ている僕らも「ならば負けずに頑張らないと!」という思いにさせられます。

曾我さんは自宅に DAW 環境があるので、打ち込み素材とギターは自宅で録り、それを Stduio CMpunch の Pro Tools に流し込むところからレコーディングが始まります。 そしてうちではアコギと歌を録り、ミックス&マスタリングまで比較的短時間で仕上げます。

THE CLUB JAZZ DIVA

puff up 第3弾

6月

ルネッサンス

2冊目の本が出ます♪

プリーザーズ

puff up 第2弾

雨上がりの夜空に …

教本2点

5月

英国気質の本質

めがねロッカーの逆襲 !!

Stand Alone

主催レコーディング

新年度

扉写真はアコギ録りの様子、ステレオ・マイク RODE NT-4 を使い、ダブルではなく2種類のバッキングを収録、ミックスではおそらく左右に振ることになると思います。

そして写真下は今回ゲスト・ヴォーカルと作詞(それぞれ1曲ずつ)で参加の杉真理さんとの2ショット。 杉さんのヴォーカルはまさにドリーミー、自分の声がマイクに乗って美味しくなるところを知り尽くしたパフォーマンス、そしてブレスまでもが素晴らしかったです。

歌録りにはいつものように真空管マイク RODE K2 を使用、マイク・プリはこれまたいつもの api 3124+ ですが、この組み合わせだと若干こもってしまうので、なんと api の前に AMEK 9098 DMA を通し、ハイファイな音にしてから api をライン・アンプとして使っているのです。 これにより、ハイファイかつ暖かい、という独特のサウンドで録れます。
そして今回の歌録りから、 SE Electronics The Reflexion Filter というものを使っているのですがこれがなかなか効果絶大、余分なアンビエンス成分を抑え、ピタッと1点で定位するようなサウンドで録れます。 写真撮影のため除ってしまったので、これはまたそのうち紹介します。

現在レコーディングはおよそ半分くらい進んだところ、といっても来週中にはマスタリングまで終えようとしています(^_^;)


今回もまた名曲揃い、何度聴いても飽きない作品になりますよ、完成が楽しみです。